芦屋学園高等学校・中学校
校長 磯村 要みなさん、こんにちは。
「芦学(あしがく)」のウェブ・サイトにアクセスしていただき、ありがとうございます。芦屋学園中学校・高等学校は、緑輝く六甲山の麓にある閑静な住宅街、六麓荘(ろくろくそう)とともに歴史を重ねてきた学校です。六麓荘の総合開発を担った兵庫県議会議員、細野濱吉(はまきち)が初代理事長として、昭和11(1936)年、この地に芦屋学園の礎を定めました。
初代校長、岡田五兎(ごと)は、誰もが生まれながら持っている力を伸ばすことを目指し、戦争の時代にあってなお自由と平等を重んじて、温かい思いやりに満ちた学園を築こうとしました。
昭和43(1968)年には、第6代理事長、福山重一が「人それぞれに天職に生きる」という教育理念を掲げ、開学の精神を継承しました。人には誰しも与えられた価値や個性、能力などがあります。本校では、生徒一人ひとりがかけがえのない自分自身を知り、豊かに育て、高く伸ばす学びを進めます。
そのため、実践綱領として、①独立と自由、②創造と奉仕、③遵法と敬愛という三つの目標を定めています。すなわち、生徒が①自由の本質をわきまえ、独立の心を養うとともに、②創造力を培い、すすんで社会に奉仕し、さらに、③規律を守って、互いに敬愛する心を育てることを目指して日々の学校生活を送っています。
はるかに大阪湾を見下ろす風光明媚な高台に創立して80有余年、校歌に「天馬飛翔の活躍を ここに誓いて その意志堅し」と歌い継いできた「芦学生」たちに、どうか期待を寄せていただき、御支援いただきますようお願い申し上げます。