保健通信 No.3

2015年07月16日

 蒸し暑い日が続いています。暑くなりはじめの時期は、からだが暑さに慣れていないため、調子をくずしやすいものです。

生活リズムや食事の内容に気を配り、体調が悪い時は無理をせず、早めに休養するようにしましょう。                    

熱中症を防ごう! …熱中症の基礎知識…

熱中症とは  

暑さのために、体内の水分や塩分のバランスがくずれたり、 体温調節のしくみが働かなくなったりして、体内に熱がたまり、 さまざまな障害をひきおこす症状です。

熱中症になると  

次のような症状がおこります。

◇めまい、ふらつき      ⇒ 熱中症やけがのリスクが高まっています。  

◇こむらがえり          涼しい場所に移動して、休み、水分補給しましょう!  

◇大量の汗       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

◇頭痛            ⇒ 熱中症をおこしています。早めに病院を受診しましょう!   

◇吐き気、おう吐        頭、首、わきの下、足の付け根を保冷剤などで冷やしましょう。  

◇だるい、力が入らない   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          

◇意識朦朧     

◇まっすぐ歩けない      ⇒危険な状態です。すぐに救急車を呼びましょう!  

◇からだにさわると熱い   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

熱中症の予防(スポーツをしている時)

○体調の悪い時は無理をしない。おかしいと思ったら早めに休憩をとる。  

○水分補給をこまめにする。屋外で試合がある場合などは、数日前から多めに水分補給しておく。たくさん汗をかいているときは塩分補給も忘れずにすること。  

○休憩時は首の後ろを冷やすなど、体温上昇を防ぐくふうを心がける。

 1

元気で充実した夏休みにしましょう!

1.生活リズムをくずさないように、毎日決まった時間に起きましょう!  

 (起きる時間が3時間遅い生活を2日間続けると体内時計が約45分、後ろにずれます。)

2.治療や検査は早めに済ませましょう!    

定期健康診断の結果、治療や検査の必要があり、受診するようお知らせをもらった 人は、早めに受診して、受診結果を学校に提出してください。 夏休みは、治療のチャンスです。夏休み中に、治療を済ませましょう。